ピンクリボン岡山とは
ピンクリボン岡山は、NPO法人瀬戸内乳腺事業包括的支援機構が中心となり、岡山県下で乳がんの啓発・検診・診療活動に従事している機関の協力のもと、2015年より活動を開始しました。
ピンクリボン(Pink ribbon)とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン、もしくはそのシンボルです。日本人女性のうち、乳がんを発症する割合は約9人に1人といわれており、また、乳がんで死亡する女性の数は年間1万人を超えます。毎年10月には「ピンクリボン月間」として全国各地で様々な取組が行われており、ピンクリボン岡山でも、乳がんの啓発活動と、乳がん検診受診率の向上を目的とした様々な企画を計画しています。
なお、今年度より岡山県医師会が中心となってピンクリボン岡山協議会が設立され、主なイベントは県医師会が中心となって行われます。
公益社団法人 岡山県医師会
〒700-0024 岡山市北区駅元町19番2号
TEL:086-250-5111 FAX:086-251-6622
乳がんの啓発活動と乳がん検診受診率の向上を目的としたポスターのイラストに多数の応募を頂きありがとうございました。
厳選な審査を行い大賞及び各賞を決定致しましたので発表いたします。
(2021/10/05)
【大 賞】 松下 妥子 様
<作者の言葉>
様々な理由で乳がん検診を受けられない女性たちに向けてエールを送りたいという気持ちを込めて作りました。 私自身、仕事と家庭の両立に奮闘する主婦で、普段ゆっくり空を見上げることもないのですが、梅雨明け宣言のあった7月のある日、久しぶりに見上げた空がとても美しく、ピンクリボンの形をした飛行機雲のビジュアルが頭に浮かびました。
「大切なことは、空が教えてくれました。」というキャッチコピーには、いま自分にとって何が大切かをもう一度見つめなおして欲しいという願いを込めています。
このポスターが一人でも多くの女性が乳がん検診を受けるきっかけになれば…と切に願っています。
(会社員)
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【優秀賞】 平松 万友美 様
<作者の言葉>
私が2019年に初期の乳がんであると判明しました。
初期だけど全摘しなければならない悲しみもありましたが、早期発見だったからこそ乳がん検診の必要性を痛感しました。
娘がよく摘出した側の胸に手をあてて大丈夫?と心配してくれている写真を使い、同じような同世代の方に向けたメッセージとして作成しました。
(看板デザイナー) |
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【優秀賞】 山下 範之 様
<作者の言葉>
「オリーブの枝をくわえたハト」を平和のシンボルとして描かれることが多いと思います。
ピンクリボンが持つ意味や思いを理解し、それをくわえたハトが老若男女に平和を届けてほしい。と思いを込めてデザインいたしました。
(団体職員)
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【優秀賞】 藤田 明日香 様
<作者の言葉>
この度は輝かしい賞をいただき、ありがとうございます。
乳がんは9人に一人がなると言われており誰もが起こりうる可能性があります。
自分は大丈夫、今忙しいからまた今度、では取り返しがつかなくなります。
一人でも多くの方に検診をためらわず行って欲しいです。
「9人に一人がなる乳がん」
この数字は多いのでしょうか少ないのでしょうか。
自分のためだけではなく、周りの方が悲しまないためにも、また周りの方も検診に行くことを是非すすめて欲しいです。
(イラストレーター) |
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【入選】 竹内 奏 様
<作者の言葉>
時間も命も有限・・・・・
その想いを砂時計で表現しました。
乳がんは、早期発見すれば治癒の確率も上がると言われています。
"大切な人" "家族" "自分自身"のためにも後悔しないように、検診を定期的にして欲しいという気持ちを込めてデザインしました。
(高校生)
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【入選】 岡部 凪生 様
<作者の言葉>
年齢層や見た目など関係なく、できるだけ多くの女性に検診を受けて貰いたいと思い、幅広い年代の女性三人を描きました。
背景にはピンクリボンを入れ、一目見て乳がん検診のポスターだと分かりやすいようにしました。
(高校二年生)
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皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
これまでにご寄付をいただいた皆さま(順不同・敬称略)