SBP瀬戸内乳腺事業包括的支援機構

SBP会員専用

瀬戸内女性乳腺外科医会

    目的
  • 出産、育児などで臨床を離れた女性医師の復職や研修を支援します。
  • 女性外科医師同士の情報交換を支援します。
委員長挨拶
倉敷第一病院 原 享子 先生
医師不足による医療崩壊が指摘される中で、特に外科医の不足は他科に比しても深刻です。この状況で女性外科医が出産や育児などで臨床を離れたり、また転科を余儀なくさせるような事態は問題と思われます。しかし、年余のブランクを生じた女性医師にとっては外科医として再登板するには高いハードルを感じざるを得ません。一方乳腺外科においては女性医師の果たす役割は大きなものがあると思います。このような状況を考え、私たちは、女性医師の復職や再教育などを支援していこうと女性乳腺外科医をサポートする委員会の設立を考えました。
瀬戸内という広い地域での交流を期待しています。また、女性医師をサポートしてくれる男性医師の参加も大歓迎です。
    今後の活動予定
  • 復職に際し情報を提供します。
  • 休職後の研修を支援します。(岡山県医師会女医部会と連携)
  • 育児中の女性医師に保育園の情報などを提供します。(岡山県医師会女医部会と連携)
  • 研修医や学生に女性外科医との相談会を開催し、乳腺外科医としての経験談や問題点などについて話します。
  • 女性医師同志の情報交換のためにネットワークを構築します。
活動報告
第5回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成27年5月16日、第5回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
中堅医師5名、後期研修1名、初期研修医4名が参加し、今回のテーマである「医師のワークライフバランスに」ついて話し合いました。中堅医師は自身の経験談を包み隠さず語り、研修医からは外科医の仕事、婚活、育児などについて率直な質問があり、まさに「本音トーク」で盛り上がりました。
今回は「子連れ参加OK」ということで、子育て中の3名の医師がお子様と参加し、終始賑やかな雰囲気に包まれていました。
第4回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会  平成26年2月22日、第4回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行い、中堅女性医師と研修医数名が参加しました。今回は、関連施設にご協力いただいた「女性医師の勤務環境に関する実態調査」と女子医学生と女性医師を対象とした「女性医学生/医師のキャリアプラン、ライフプランに関するアンケート調査」についての結果報告とディスカッションを行いました。
 キャリアプラン、ライフプランに関するアンケートに関しては、未婚者の大半が出産を望んでおり、全員が出産後も勤務形態を変えながらも仕事を続けたいという希望がありました。その一方で、復職にあたっては「上司や同僚の理解」や「子供の預け先」についての不安が多くみられました。参加者(初期研修医)からは、「キャリアアップと結婚のタイミングが不安」「より身近な世代(例えば後期研修医)の体験談を聞きたい」という意見が聞かれました。
"SWAN"が各世代をつなぐ役目を担いながら、各世代特有の不安解消につながるよう、今後の活動を工夫したいと思います。
第3回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成25年5月17日、第3回女性医師×学生・研修医 本音トーク会が、岡山国際交流センターにて開催されました。
中堅医師5名と、後期研修医3名、学生1名が参加し、「女性が働く環境について」をテーマに語り合いました。「女性」ということで特にハンディはなく、職場環境にも不満なないという意見が多数でした。
ただ、子育て中は、仕事と家庭を両立するために様々な工夫をしていく必要があり、そのノウハウについて、先輩医師の言葉に皆耳を傾けていました。
第2回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成24年7月27日、第2回女性医師×学生・研修医 本音トーク会が、岡山大学病院にて開催されました。
中堅医師4名、後期研修医2名、初期研修医3名、学生1名が参加しました。今回はキャリアプランについての話題が中心で、研修医と学生の皆さんは、先輩医師から外科医としてのキャリアパスや外科医の生活について興味津々に聞いていました。
様々な世代の医師が参加することで、学生や研修医はキャリアパスについて想像しやすくなり、また、それぞれの世代の医師は少し上の先輩からのアドバイスをもらうことができるのも、この会の利点だと思います。
第1回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成24年4月14日、第1回女性医師×学生・研修医 本音トーク会が、岡山大学病院にて開催されました。
子育て経験者3名を含む中堅医師4名と、研修医1名、学生1名が参加しました。進路相談や子育てと家庭の両立のことなど、普段では聞けない本音トークに花が咲きました。
先輩乳腺外科医の経験談を掲載しています。 キャリアプラン、ライフプランの参考になれば幸いです。
Case1(2018年現在)
医師年数 14年 勤務先 市中病院(100床未満)
未婚/既婚 既婚 結婚した時期 医師9年目 子供 有(1人)
乳腺専門を選んだ理由 女性医師が求められる科であったから。
乳腺専門のやりがい 診断、治療(手術と抗癌剤)、終末期まですべて診ることができる。
これまで一番大変だったこと 子供が1歳の時、夫が単身赴任であったためワンオペ育児だったこと。
それを乗り越えられた方法 職場が仕事の負担を軽減してくれるよう配慮。保育園、ベビーシッター、私と夫の両親など、保育ツールをフル活用した。
ワークライフバランスのコツ 夫と一緒に家事と育児をしている。家庭を大切にする職場の風土に恵まれた。
後輩へのメッセージ キャリア形成やライフプランは皆それぞれ違います。自分オリジナルの道を切り拓いて進んでください。困った時はいつでもサポートします。多種多様な先輩方の医師人生を参考にしてください。
Case2(2018年現在)
医師年数 18年 勤務先 市中病院(100~500床)
未婚/既婚 未婚 結婚した時期 子供
乳腺専門を選んだ理由 女性医師に対するニーズがあったから。
乳腺専門のやりがい 治療の個別化のみならず個々人の生活や性格と向き合いながら意思決定に寄り添い進んでいけるところ。
これまで一番大変だったこと いろいろ。今後は親の介護問題など、独身者や介護力のない家庭が課題となりそう。
それを乗り越えられた方法 気分転換、仕事と直接関係のない友人や家族の存在。
ワークライフバランスのコツ バランスはとれてないかも知れませんが、慣れる事。何かイベントがあれば早急に周囲に伝え、ともに対応策を練る事。
後輩へのメッセージ いろんな価値観の中で生きていける時代です。
興味があるなら是非一歩踏み出して下さい。
その他 ライフイベント発生時は可能な限り早目の相談や声掛けがあれば周囲も支えやすいですが、なければ支援の士気も落ちます。同僚との良好なコミュニケーションが(このことに限らず)大切です。
Case3(2018年現在)
医師年数 15年 勤務先 市中病院(100~500床未満)
未婚/既婚 既婚 結婚した時期 医師11年目 子供 有(2人)
乳腺専門を選んだ理由 当時の上司にすすめられた。
乳腺専門のやりがい 診断、治療(手術と抗癌剤)、終末期まですべて診ることができる。(何であっても)一所懸命やればやりがいがあると思う。
これまで一番大変だったこと 職場復帰後子どもがしょっちゅう病気になり、健診や予防接種などを合わせると、毎週のように病院に通った(6か月間で30回ほど)。
夫と交代で仕事に遅れたり早退したり休んだりして病院に連れて行った。病児保育も利用したが、子どもがあまりに泣くので病児保育を断られたこともあり、途方に暮れた。
それを乗り越えられた方法 夫婦で協力して仕事、家事、育児を行った。上司に業務の変更・軽減をしてもらった。夫も働き方を変えた。
ワークライフバランスのコツ 「出産前と同じように」働くことを目指して苦悩したこともあったが、現実的に出産前と同じではないので、今の状況でできるベストは何かを考えることにした。その上で、夫とあらゆる情報を共有し、話し合い、優先順位を決めて、何でも動ける方が動きできる方がするようにしている。
後輩へのメッセージ 仕事・家事・育児は、環境や状況が違うと他の方の経験が自分には当てはまらないこともあります。子育てに実働的に協力してくれる親類等がいなかったり、子どもの数が複数になったり、職場が好意的でなかったり、子育て支援制度・サービスが利用できなかったりすると、困難を感じる瞬間も増えます。モグラ叩きのような、障害物競争のような毎日の中で、周囲と交渉しながら自分なりのやり方を模索中です。

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