SBP瀬戸内乳腺事業包括的支援機構

SBP会員専用

瀬戸内女性乳腺外科医会

    目的
    本会は2011年に設立されました。設立当初は「出産、育児などで臨床を離れた女性医師の復職支援」「女性医師同士の情報交換」を目的に活動しておりましたが、時代のニーズに応じて、以下の目的を追加し活動していきます。
  • 男女共に、ライフイベントを抱えながらも働き続けられる職場環境整備
    (イクボス、男性医師の家庭進出)
  • 次世代リーダーの育成
  • 性別やライフイベントの有無に関わらず、全ての乳腺外科医が ワークライフバランスを保ち、希望するキャリア形成ができるよう応援します。
    委員長挨拶
    岡山赤十字病院 原 享子
     SWANは設立当初、女性医師の復職や再教育の支援を目的に設立されました。時代が進むにつれ、医師のワークライフバランスや男女共同参画などの問題が重要になっており、SWANにおいても男女問わず、より良い職場環境の整備を目指していきたいと思います。
     乳腺外科では今後半数以上が女性医師で占められると予想されています。そのためには新しい時代のリーダーの育成も欠かせない課題と思います。 SBPの参加施設もかなり充実してきています。皆様方のご協力のもと、今後も活動を続けていきたいと思います。
    今後の活動予定
  • SWANコアメンバーの会を定期的に開催し、活動について話し合います。
  • 出産、育児などで臨床を離れた女性医師の復職支援の相談に応じます。
  • 研修医や学生と女性外科医との交流会(本音トーク会)を開催します。
  • 先輩乳腺外科医としての経験談をHPに掲載します。
  • SBP主催の会で託児を設置します。
  • イクボスの啓発に取り組みます。
  • 次世代リーダーの育成に取り組みます。
活動報告
医師のためのリーダーシップセミナー
令和4年2月5日、医師のためのリーダーシップセミナーをオンラインで開催しました。
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科くらしき総合診療医学教育講座准教授の三好智子先生を講師にお招きし、「信頼できるリーダーになろう」というタイトルで。リーダーシップの基礎について講演していただきました。
今回は、後期研修医~ベテラン医師まで9名が参加しました。講演のみならずグループワークも行い、リーダーシップについての理解を深めました。大変中身の濃いセミナーとなり、あっという間の2時間でした。

【当日の内容】
(1)理想的なリーダーとは?
 ・グループワーク
 ・レクチャー
 (リーダーシップの流れ、サーバントリーダーシップ、リーダーシップとマネジメント)
(2)タイプ分け
 ・レクチャー (信頼されるリーダー、リーダーシップの段階)
(3)乳腺外科医 の使命
 ・グループワーク
令和3年12月18日、第12回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。今回もオンラインで開催し、初期研修医、ベテラン医師、男性医師、合計15名が参加しました。 今回は、「大学院に行く?行かない?留学ってどんな感じ?」をテーマとしました。
事例発表として、岡山済生会病院 の工藤由理絵先生、香川県立中央病院の河田健吾先生、岡山大学病院の高橋侑子先生が、それぞれの立場から、市中病院でキャリアを積む方法、大学院での研究や生活、留学までの道のりや留学経験を語ってくれました。その後グループ分かれて、フリートークしました。
初期研修や中堅医師それぞれの立場の悩みを、身近な先輩から聞くことができ、有意義な時間でした。
第11回 ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
令和3年5月22日、第11回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。今回も新型コロナウィルス感染を鑑み、オンラインで開催し、初期研修医、中堅医師、ベテラン医師、男性医師、合計20名が参加しました。
乳腺外科医の多様なキャリアの事例発表として、岡山赤十字病院の原享子先生、岡山市立市民病院の池田宏国先生、岡山大学病院の安部優子先生、岡山大学病院の鈴木陽子先生が話をしてくれました。
その後グループセッションに分かれて、フリートークしました。日頃聞けないキャリアやプライベートの話に、時間が足りないくらい盛り上がりました。

第10回 ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
令和2年12月19日、第10回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
新型コロナウィルス感染を鑑み、オンラインで開催しました。
今回も、初期研修医、中堅医師、ベテラン医師、男性医師、合計14名が参加しました。
まず全体で自身の経歴等のお話し、その後グループセッションに分かれて、4~5人の グループでフリートークしました。
オンラインのため、普段参加しにくい遠方の先生方や0歳児育児中の先生方も参加する
ことができ、オンラインのメリットもありました。

第3回 SWANコアメンバーの会
本音トーク会
令和元年8月31日、SWANコアメンバーの会を開催しました。
今回はお子さんも一緒に会議に参加されました。
第11回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構総会の託児開設
令和元年6月22日、第11回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構の総会にて託児開設しました。
3名の女性医師、4名のお子さんが利用しました。
第9回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 令和元年5月31日、第9回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
今回も、学生、初期研修医、中堅医師、ベテラン医師、男性医師が参加しました。
2名の子育て中の医師がお子さん連れで参加されました。まず全体で自己紹介や自身の経歴等のお話し、その後グループに分かれ、交代制でグループトークを行いました。
学生、初期研修医がへのキャリアについてのアドバイス、子育て中の医師へのアドバイスなど、経験談を次の世代へつないでいました。
第2回 SWANコアメンバーの会
 令和元年3月2日、SWANコアメンバーの会を開催しました。
第10回 瀬戸内乳腺事業包括的支援機構総会にて男女共同参画の企画を行いました
 第10回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構総会において、男女共同参画に関する企画を行いました。
まず教育講演では、昭和大学 乳腺外科 准教授の明石定子先生より女性医師のキャリアアップについての講演をいただきました。 ご自身のキャリア子育て経験を具体的にお話しいただく中で、ライフイベントを抱えながらもキャリアの積み重ね方を伝えていただきました。また、現在イクボスとしてスタッフのマネジメントしており、多様な考えやライフイベントをもつスタッフへの柔軟な対応やキャリアアップ支援などご講演いただきました。
 続いてSWANの特別企画で、「次世代乳腺外科医の活躍のために」というテーマで全体ディスカッションを行いました。まず、管理職を対象とした「育児・介護休暇、女性リーダーの育成に関するアンケート」の結果を報告しました。
(詳細はこちらをクリックしてください)
全体ディスカッションでは、「代替医師派遣については施設間で人材を回すしくみが理想」、「乳腺外科専門医前の外科専門医を取得しやすい体制」「博士号や専門医にとらわれないキャリア」などの意見がでました。管理職、子育て中、若手といった様々な立場から意見が出て大変盛るディスカッションでした。
アンケート調査
 平成30年6月、瀬戸内乳腺事業包括的支援機構関連施設の乳腺診療科の管理職を対象に、乳腺診療に携わる医師の「育児・介護等の休暇と勤務形態」「女性リーダー育成」に関する調査を行いました。
16施設にご協力いただきました。
アンケート結果はこちらです。(アンケート結果)
第8回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
 平成30年5月26日、第8回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
今回は、初期研修医、中堅医師に加え、学生、男性医師も参加しました。初期研修医先の選び方、男性医師の仕事と家庭の両立など、普段より幅広い内容のトークが繰り広げられました。 さらに、働きやすい環境づくりや自身のキャリアアップのために「イクボス」の存在が鍵であり、理想の上司像、理想の上司になるためには、などざっくばらんに話し合いました。
第1回 SWANコアメンバーの会
 平成30年3月8日、SWANコアメンバーの会を開催しました。
第7回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成29年5月20日、第7回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
初期研修医、中堅医師、ベテラン医師9名が参加しました。最初は全体で自己紹介や自身の経歴等のお話し、その後グループに分かれ、30分ごとにメンバーを変更して、グループトークを行いました。少人数で今回は会場の隅に託児を併設し、子育て中の2名の医師が利用しました。また、今回は乳腺外科以外の医師にも参加していただき、他科の実状なども聞くことでき視点が広がりました。終始賑やかな雰囲気でした。
第9回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構総会の託児開設
 平成28年6月25日 第9回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構の総会にて託児開設しました。1名のお子さんが利用しました。
第6回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成28年5月14日、第6回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
初期研修医、中堅医師、ベテラン医師11名が参加しました。今回は会場の隅に託児を併設し、子育て中の2名の医師が利用しました。また、今回は乳腺外科以外の医師にも参加していただき、他科の実状なども聞くことでき視点が広がりました。終始賑やかな雰囲気でした。
第8回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構総会の託児開設
 平成27年6月13日 第8回瀬戸内乳腺事業包括的支援機構の総会にて託児開設しました。1名のお子さんが利用しました。
第5回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成27年5月16日、第5回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行いました。
中堅医師5名、後期研修1名、初期研修医4名が参加し、今回のテーマである「医師のワークライフバランスに」ついて話し合いました。中堅医師は自身の経験談を包み隠さず語り、研修医からは外科医の仕事、婚活、育児などについて率直な質問があり、まさに「本音トーク」で盛り上がりました。
今回は「子連れ参加OK」ということで、子育て中の3名の医師がお子様と参加し、終始賑やかな雰囲気に包まれていました。
第4回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会  平成26年2月22日、第4回女性医師×学生・研修医 本音トーク会を行い、中堅女性医師と研修医数名が参加しました。今回は、関連施設にご協力いただいた「女性医師の勤務環境に関する実態調査」と女子医学生と女性医師を対象とした「女性医学生/医師のキャリアプラン、ライフプランに関するアンケート調査」についての結果報告とディスカッションを行いました。
 キャリアプラン、ライフプランに関するアンケートに関しては、未婚者の大半が出産を望んでおり、全員が出産後も勤務形態を変えながらも仕事を続けたいという希望がありました。その一方で、復職にあたっては「上司や同僚の理解」や「子供の預け先」についての不安が多くみられました。参加者(初期研修医)からは、「キャリアアップと結婚のタイミングが不安」「より身近な世代(例えば後期研修医)の体験談を聞きたい」という意見が聞かれました。
"SWAN"が各世代をつなぐ役目を担いながら、各世代特有の不安解消につながるよう、今後の活動を工夫したいと思います。
第3回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成25年5月17日、第3回女性医師×学生・研修医 本音トーク会が、岡山国際交流センターにて開催されました。
中堅医師5名と、後期研修医3名、学生1名が参加し、「女性が働く環境について」をテーマに語り合いました。「女性」ということで特にハンディはなく、職場環境にも不満なないという意見が多数でした。
ただ、子育て中は、仕事と家庭を両立するために様々な工夫をしていく必要があり、そのノウハウについて、先輩医師の言葉に皆耳を傾けていました。
第2回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成24年7月27日、第2回女性医師×学生・研修医 本音トーク会が、岡山大学病院にて開催されました。
中堅医師4名、後期研修医2名、初期研修医3名、学生1名が参加しました。今回はキャリアプランについての話題が中心で、研修医と学生の皆さんは、先輩医師から外科医としてのキャリアパスや外科医の生活について興味津々に聞いていました。
様々な世代の医師が参加することで、学生や研修医はキャリアパスについて想像しやすくなり、また、それぞれの世代の医師は少し上の先輩からのアドバイスをもらうことができるのも、この会の利点だと思います。
第1回ベテラン女性医師×学生・研修医 本音トーク会
本音トーク会
 平成24年4月14日、第1回女性医師×学生・研修医 本音トーク会が、岡山大学病院にて開催されました。
子育て経験者3名を含む中堅医師4名と、研修医1名、学生1名が参加しました。進路相談や子育てと家庭の両立のことなど、普段では聞けない本音トークに花が咲きました。
先輩乳腺外科医の経験談を掲載しています。 キャリアプラン、ライフプランの参考になれば幸いです。
Case1(2018年現在)
医師年数 14年 勤務先 市中病院(100床未満)
未婚/既婚 既婚 結婚した時期 医師9年目 子供 有(1人)
乳腺専門を選んだ理由 女性医師が求められる科であったから。
乳腺専門のやりがい 診断、治療(手術と抗癌剤)、終末期まですべて診ることができる。
これまで一番大変だったこと 子供が1歳の時、夫が単身赴任であったためワンオペ育児だったこと。
それを乗り越えられた方法 職場が仕事の負担を軽減してくれるよう配慮。保育園、ベビーシッター、私と夫の両親など、保育ツールをフル活用した。
ワークライフバランスのコツ 夫と一緒に家事と育児をしている。家庭を大切にする職場の風土に恵まれた。
後輩へのメッセージ キャリア形成やライフプランは皆それぞれ違います。自分オリジナルの道を切り拓いて進んでください。困った時はいつでもサポートします。多種多様な先輩方の医師人生を参考にしてください。
Case2(2018年現在)
医師年数 18年 勤務先 市中病院(100~500床)
未婚/既婚 未婚 結婚した時期 子供
乳腺専門を選んだ理由 女性医師に対するニーズがあったから。
乳腺専門のやりがい 治療の個別化のみならず個々人の生活や性格と向き合いながら意思決定に寄り添い進んでいけるところ。
これまで一番大変だったこと いろいろ。今後は親の介護問題など、独身者や介護力のない家庭が課題となりそう。
それを乗り越えられた方法 気分転換、仕事と直接関係のない友人や家族の存在。
ワークライフバランスのコツ バランスはとれてないかも知れませんが、慣れる事。何かイベントがあれば早急に周囲に伝え、ともに対応策を練る事。
後輩へのメッセージ いろんな価値観の中で生きていける時代です。
興味があるなら是非一歩踏み出して下さい。
その他 ライフイベント発生時は可能な限り早目の相談や声掛けがあれば周囲も支えやすいですが、なければ支援の士気も落ちます。同僚との良好なコミュニケーションが(このことに限らず)大切です。
Case3(2018年現在)
医師年数 15年 勤務先 市中病院(100~500床未満)
未婚/既婚 既婚 結婚した時期 医師11年目 子供 有(2人)
乳腺専門を選んだ理由 当時の上司にすすめられた。
乳腺専門のやりがい (何であっても)一所懸命やればやりがいがあると思う。
これまで一番大変だったこと 職場復帰後子どもがしょっちゅう病気になり、健診や予防接種などを合わせると、毎週のように病院に通った(6か月間で30回ほど)。
夫と交代で仕事に遅れたり早退したり休んだりして病院に連れて行った。病児保育も利用したが、子どもがあまりに泣くので病児保育を断られたこともあり、途方に暮れた。
それを乗り越えられた方法 夫婦で協力して仕事、家事、育児を行った。上司に業務の変更・軽減をしてもらった。夫も働き方を変えた。
ワークライフバランスのコツ 「出産前と同じように」働くことを目指して苦悩したこともあったが、現実的に出産前と同じではないので、今の状況でできるベストは何かを考えることにした。その上で、夫とあらゆる情報を共有し、話し合い、優先順位を決めて、何でも動ける方が動きできる方がするようにしている。
後輩へのメッセージ 仕事・家事・育児は、環境や状況が違うと他の方の経験が自分には当てはまらないこともあります。子育てに実働的に協力してくれる親類等がいなかったり、子どもの数が複数になったり、職場が好意的でなかったり、子育て支援制度・サービスが利用できなかったりすると、困難を感じる瞬間も増えます。モグラ叩きのような、障害物競争のような毎日の中で、周囲と交渉しながら自分なりのやり方を模索中です。
Case4(2018年現在)
医師年数 37年 勤務先 市中病院(500床)
未婚/既婚 結婚した時期 子供
乳腺専門を選んだ理由 女性医師が求められる場面が多い。
乳腺専門のやりがい 検診、診断から初期治療、再発治療、終末期までいろいろな関わりができる。
これまで一番大変だったこと あまり大変と思ったことはないが、子供が生まれた後は就職口がなくいろいろな病院を探した。
それを乗り越えられた方法 外科にこだわらず、そのときにできる仕事を探した。また家族の協力、上司の理解などに支えられた。
ワークライフバランスのコツ 育児中は出産前と同じように仕事ができるのは難しいので、そのときに応じた仕事のやり方を工夫したり、職場の上司や同僚との良い関係を保つこと。
後輩へのメッセージ 出産育児の時期は一時的です。その後も長い医師としての時間があります。焦らずにそのときにできる仕事や勉強を続けて資格や知識を蓄えていってください。
Case5(2018年現在)
医師年数 8年 勤務先 大学病院
未婚/既婚 既婚 結婚した時期 医師3年目 子供 有り
乳腺専門を選んだ理由 患者さんが女性だから、健診業務があるから。
乳腺専門のやりがい 診断から治療を一連の流れで行えること、また薬物療法の進歩が目覚ましく、日々最新治療がアップデートされていくこと。
これまで一番大変だったこと 子供が病気になったときのマネジメント。また、子供から風邪をうつされることも増え、日々万全の体調で仕事に挑めるわけではないこと。
それを乗り越えられた方法 病児保育の利用。
ワークライフバランスのコツ 自分のなかでの優先順位を決めておくこと。毎日の家事はある程度ルーチン化して頭で考えず流れ作業のように行うこと。
後輩へのメッセージ 育児と仕事の両立は一筋縄ではいきませんが、その分より多くのやりがいや喜びを感じられる気がします。キャリアの途中で悩んだり立ち止まったりすることもあるかと思いますが、自分ひとりで抱え込まず、上司や家族に積極的に相談し、悩みや情報を共有することが大切だと思います。
Case6(2020年現在)
医師年数 13年 勤務先 大学病院
未婚/既婚 既婚 結婚した時期 医師6年目 子供 有(2人)
乳腺専門を選んだ理由 ・女性医師であることのメリットを感じられる
・手術時間が短いことが多く緊急も少ない
・将来的にクリニックでの乳がん検診のみや、外来診療のみなど、色々な働き方の選択肢がある
乳腺専門のやりがい 早期診断、適切な治療の選択と提供、再発患者さんへの治療や精神的なケアなど、学ぶことも多いですがとても奥が深い科です。女性医師だからこそ心を開いて悩みを打ち明けてくださる患者様も多く、様々な場面でやりがいを感じます。
これまで一番大変だったこと
(子育て中の方は両立で大変だったこと)
仕事で大変だったこと:思い浮かびません!毎日楽しく働いています。

子育てとの両立で大変だったこと:子供の急な発熱や台風などでの突然の臨時休園の際の子供の預け先のアレンジ。
それを乗り越えられた方法 ・職場の上司、同僚の理解と協力
・ママ友の協力(突然の休園の際は預かってくれたり)
・夫、両親(夫の両親も)のサポート
ワークライフバランスのコツ 利用できる制度、施設、人脈を最大限利用する
一人で悩まずにいろんな人に相談する
後輩へのメッセージ 「乳腺外科を検討している方へ」
「乳腺外科は一般外科も経験しないといけないし忙しそう」と敬遠されがちですが、一般外科を経験することで全身を診れるようになり、数年の一般外科研修はとても貴重な経験だったと、医師年数を重ねる度に強く感じます。忙しさは他の科と変わりありません。
結婚、出産される女医さんも多く、とても働きやすい科です。

「仕事と子育ての両立に不安を感じている方へ」
私は「仕事も子育ても頑張りすぎない、背負いすぎない。」をモットーにしています。
仕事に関しては、自分にできることは他のみんなにもできると割り切り、抱え込みすぎずに、仕事の丸投げ/放棄しないことだけを意識しています。
また、子育てに関しては、私自身、「子供はたくましく、気が付くといつの間にかすくすくと育つもの。完璧を目指すのではなく、60点を目指していれば大丈夫!!」とベテラン保育士さんに言われたアドバイスを自分に言い聞かせている日々ですが、ほんとにその通りだなと思う今日この頃です。
    アンケート調査
  • SWANでは、男女共同参画に関するアンケート調査を行っています。
    乳腺診療に携わる医師の
    「育児・介護等の休暇と勤務形態」 「女性リーダー育成」
    に関する調査
  • 期間:2017年6月
    対象: SBP会員が所属する医療機関の乳腺診療科管理職
    アンケート結果はこちら PDFファイル
    女性医学生・医師に対する
    「キャリアプラン、ライフプラン」
    についての実態調査
  • 期間:2013年6月
    対象:中国四国地域の女性医学生と女性医師
    アンケート結果はこちら PDFファイル
    乳腺診療に携わる「女性医師の勤務環境」
    に関する実態調査
  • 期間:2013年6月
    対象:SBP会員が所属する医療機関
    アンケート結果はこちら PDFファイル

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